こんにちは!福岡を中心にプロのトランペッターとして活動している森あゆみです。 普段はライブハウスでの演奏や、子ども向けコンサートなど、いろんな現場で楽しく吹いています!

突然ですが、楽器をケースから出して、いきなり「バァーン!」って大きな音を出していませんか? 実はこれ、プロの目線から見るとめちゃくちゃもったいないんです! 最初から飛ばしすぎると、そのあとずっと調子が上がらなくなっちゃうことも……。

ウォーミングアップって、言い方を変えたら、楽器を吹く前の「準備体操」なんです。学校の体育の授業のとき、いきなり100メートル走を走ったりせずに、まずはみんなで屈伸したりストレッチしたり、準備体操をしましたよね?それと全く同じです!

本当に大切なのは、いきなり難しいメニューをやることではなく、まずは優しく体をほぐしていくこと。 今回は、私がいつもやっている、吹き始めの怖さがなくなる「最初の数分間のルーティン(準備体操)」を紹介します!

🎺 焦らない!楽器を持ってからの4ステップ

私はいつも、楽器を持ってから音を出していく順番もルーティーン化しています。

  • ① マウスピースだけで

    • まずはマウスピースだけで、短く「プー」と鳴らしてみます。長く吹く必要はありません。「息がまっすぐ先へ流れてるかな?」を確かめるだけでOK!

  • ② 中音域を、少し伸ばす

    • 楽器をつけたら、自分が一番出しやすい「中音域」の音を伸ばします。立派な良い音じゃなくて大丈夫。息が詰まらずに、優しく音が出せたら大成功です!

  • ③ 2〜3つの音を、優しくつなげてみる

    • 1つの音が落ち着いたら、お隣の音へそーっと動かしてみます。このとき、口の力だけでグイグイ押しにいかないように気をつけてね。

  • ④ 短いリップスラーで、上下に少し動かす

    • 最後に、ちいさい音量のままで、少しだけ音が上下になめらかに動くか試します。スピードはゆっくりで十分ですよ。

中音域で「息が詰まらないな」「無理なく動けるな」と確認できてから、いつもの練習をスタートしましょう!

🙅‍♀️ 不安な日ほど「やっちゃダメ」な4つのこと

「今日はなんだか調子が悪いかも…………」と不安な日ほど、あれこれ確かめたくなっちゃいますよね。でも、吹き始めの段階(準備体操の代わり)で次の4つをやるのは逆効果です!

  • いきなり高い音を試す

  • 大きい音でバリバリ吹く

  • 速いタンギングを何度もやる

  • 苦手なフレーズを何度も吹き直す

調子が悪い日は、やること(メニュー)を増やすんじゃなくて、「音量をいつもより小さくして、中音域をゆっくり吹く」。これだけで、唇がだんだん元気に戻ってくると思います。

最後に

ウォーミングアップは、今日の自分の唇がどんな状態かを知り、優しくほぐしてあげるための「準備体操」の時間です。

体育の授業と同じで、ケガをせずに1日を楽しく終えるために欠かせないステップ。最初から完璧な音を出そうと焦らなくて大丈夫ですよ!

まずは次の練習のときに、「マウスピース ➔ 中音域を小さく」の順番で、おなじみの準備体操から始めてみてくださいね。これだけで、吹き始めの怖さがびっくりするほど無くなります!

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