こんにちは!福岡を中心にプロのトランペッターとして活動している森あゆみです。
普段はライブハウスでの演奏や、子ども向けコンサートなど、いろんな現場で楽しく吹いています!
トランペットを始めたばかりの頃、ケースの説明書に「B♭(ビーフラット)トランペット」って書いてあるのを見て、「B♭って何?」「なんで楽譜の『ド』を吹いてるのに、チューナーを見ると違う音(B♭)になるの!?」って大混乱しませんでしたか?
チューナーを見るたびに「音がズレてる!」って焦るの、初心者さんあるあるです。
でも大丈夫!この「B♭管」(ベー管)の仕組みは、基本さえわかれば全然怖い話じゃありません。
今回は、トランペットがなぜ「ド」を吹くと違う音になるのか、できるだけ分かりやすく説明します!
🎺 トランペットは「ド」を吹くと「シのフラット」が鳴る楽器!
ピアノやフルートは、楽譜の「ド」を弾けばそのまま「ド」の音が鳴ります。
でもトランペット(B♭管)は、楽譜の「ド」を吹くと、実際には「全音(ノート2つ分)」低い「シのフラット(B♭)」の音が鳴る仕組みになっています。
-
楽譜の 「ド」 を吹く ➔ 実際の音は 「シ♭」
-
楽譜の 「レ」 を吹く ➔ 実際の音は 「ド」
-
楽譜の 「ミ」 を吹く ➔ 実際の音は 「レ」
このように、楽譜に書いてある音(指使い)と、実際に鳴る音の高さがズレる楽器のことを専門用語で「移調楽器(いちょうがっき)」って言います。
🤔 なんでそんな面倒くさいルールになってるの?
「だったら最初から、実際の音のままで楽譜を書いてくれればいいのに!」って思いますよね。私も昔はそう思っていました(笑)。
でも、これには吹く人を助けるための、ちゃんとした理由があるんです!
実はトランペットには、B♭管のほかにも「C管」や「E♭管」といった、一回り大きさの違う別の楽器があります。
もし「実際の音」のままで楽譜を書いちゃうと、楽器を持ち替えるたびに、同じ「ド」の音なのに毎回指使いをゼロから覚え直さなきゃいけなくなって、頭がパンクしてしまいます。
でも、この仕組みのおかげで、楽器が変わっても、楽譜の「ド」はいつもの「開放(ピストンを押さない)」の指使いで吹けばOK!になります。
つまり、移調楽器のルールは私たち演奏者が「持ち替えをラクにできるようにするため」の優しい仕組みなんです!
最後に
最初はあれこれ難しく考えなくて大丈夫!
まずは「私のトランペットは、楽譜より全音低い音が鳴るんだな」ということだけ頭に入れておきましょう。
次に楽器を吹くとき、楽譜の「ド」を吹きながらチューナーを見てみてください。「B♭(Bに♭のマーク)」がピタッと光るはずです。
仕組みが分かると、チューナーを見るのも怖くなくなって、もっと楽しく吹けるようになりますよ!私と一緒に、楽器のことも少しずつ仲良くなっていきましょうね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。気になるテーマがあれば、Lesson Blog の他の記事もあわせてご覧ください。